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晩婚化による高齢妊娠・出産に向けた不妊の苦しい気持ちの対処

35歳で結婚し主人は5つ歳上の40歳。病院で検査したところ、主人には問題が無く、私側に無排卵月経の兆候があるようです。同世代の友人たちは皆、とうの昔に結婚してすぐに子供を授かりました。私だけ置いてけぼりを受けている気分です。どうやって今の気持ちを乗り越えたらいいのだろう… ここでは、晩婚化による不妊の苦しさや悔しさの解決策についてご紹介します。

人に相談できない妊活・不妊の苦しみとは?

妊娠を望んでいる中で子宝に恵まれない場合、傷付く言葉の数々があります。「子供ができたらできたで大変だよ」、「もう高齢出産だからリスクが増えるんじゃない?」、「自然妊娠が厳しいなら体外受精ならできるかもよ」などの言葉です。例え相手に悪気は無くとも心が痛む原因となります。自分で調べて知るのと、人に言われるのでは受け取り方が全く異なります。マタニティーハラスメントの被害事例と言えるでしょう。さらには、家族やパートナーなどの近い人達からの言葉であれば、なおさら苦しんでしまうものです。すでに妊娠・出産を終えている友人たちと、会うのさえ億劫になってしまう人もいるのです。

35歳初産における働く女性の現実の壁

学生時代の勉強もキャリアウーマンとしてバリバリ働いてきた仕事も、一生懸命やれば大抵のことはできてきた。結果を出してきた。だからこそ、結婚さえすれば、妊娠も当たり前のようにできるとどこかで信じ切ってた。しかし、妊活を続けていても失敗の連続。現実は10代後半~30代前半までが妊娠適齢期(妊娠と出産の能力の最盛期)と、時間が過ぎてしまった後に知ることになります。妊婦や子供連れの女性を見ると切ない気持ちになってしまう日々。なぜ、私だけこんな思いをしなければならないのだろうと深く悩んでしまいます。35歳以上の初産における不妊の苦しみです。

高齢出産のリスクは年々高まる

幾ら外見を若く見られようが、体は1年ずつ歳を重ねていきます。特に30代後半以降の女性は、少しずつ子宮や卵巣の機能が低下していきます。当たり前にできると考えていた、妊娠そのものが成立しにくくなってしまうのです。卵子の老化により加齢とともに流産も増加する確率が増えていきます。30代後半ともなれば、人生経験も豊富で人間的な魅力を備えた年齢です。しかし、こと妊娠に関しては不利な条件が迫ってきます。子育て自体も考えられないくらいの体力を消耗します。否が応でも妊娠のタイムリミットを意識してしまうようになるのです。

晩婚化に伴う不妊の原因と関連性

「晩婚化に伴う不妊治療の問題点について」によると、加齢による生殖機能の低下により、生殖年齢限界は35歳~37歳と定義されています。卵胞数減少加速期が37.5歳で訪れるからです。現在は、既婚夫婦の不妊率は約10組に1組と推定されています。晩婚化が進むことによる相関関係の中で、不妊治療を行っても願いを具現化できない夫婦が増加していく可能性は捨てきれないのです。少子化に繋がる要因の1つとも言えるでしょう。それでは、37.5歳を過ぎてしまっている場合には、絶対に妊娠・出産することはできないのでしょうか。いえ、そのようなことはありません。

晩婚化に伴う不妊治療の問題点について
横浜市立大学医学部産婦人科
宮城 悦子
https://www.mhlw.go.jp/shingi/2006/09/dl/s0929-6e.pdf

個人差が大きい不妊治療の成否

40代で自然妊娠を諦めた方Aさんは、たった1回の体外受精によって健康な男の子を出産という例があります。6年間も子供ができなかったのに、最初の1回目で授かりました。確かに、妊娠する確率は年齢とともに低下していきます。これは抗えない事実です。しかし、生殖能力は年齢による差も大きいですが、個人差も非常に大きいのです。妊娠しやすい20代で出産しようとすると、仕事を頑張りたいと願うキャリアの形成が難しくなります。晩婚は当事者の責任ではありません。高齢不妊は女性の自己責任でも無いのです。現代の社会がそうさせてしまっている要因でもあるのです。

まとめ

35歳を越えて結婚をし、出産・育児をしていくことを考えるとなると、「自然妊娠」と「不妊治療」のどちらかを決断することになります。愛する主人の為にも早く子供が欲しいと、一生懸命に仕事と不妊治療の両立をしながら続けていく苦しみは本人にしか分かりません。時間は常に進んでいます。過去を後悔しても解釈は変えることはできますが、出来事を変えることはできません。それゆえ、ネガティブな情報に惑わされ決して負けることなく、今できることをする。これが、普遍的かつ最良の答えに繋がる考え方だと言えます。

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