フルタイム会社員として働く31歳。妊活を始めて1年。働いている会社では、自分より後に結婚した後輩がすぐに妊娠。素直に喜ばなければいけないことなのに、お昼時間に後輩の妊娠の話を聞くのも辛くなってきています。生理が来てしまった週はどうしても落ち込んでしまう… 妊娠しやすい体と妊娠しにくい体には、一体どのような違いがあるのだろうかとお悩みではありませんか? この記事では、妊娠しにくい体質の改善方法についてご紹介します。
妊娠しやすい体と妊娠しにくい体は何が違うの?
妊娠しやすい体の定義は、医学的に「妊孕性(にんようせい)」という言葉で表します。妊孕性は言い換えると妊娠適齢期とも表現することができます。妊孕性は、30歳頃から下がり35歳でその傾向は顕著になります。40歳になると急激に減少していきます。年齢だけで区切った場合には、30代後半は妊娠しにくい体と言えるでしょう。それにも関わらず、特に妊活をしていなくとも、30代後半の初産で自然妊娠をし、健康な赤ちゃんを授かる人もいます。まさに、妊娠しやすい妊娠体質と呼ぶことができます。
妊娠する力を低下させる要因はどんなものがあるの?
原則的に妊孕性を高め、妊娠しやすい体作りには、規則正しい生活をし、下半身を締め付けずに血行の良い生活をすることです。適度な運動も心掛け基礎代謝をアップさせます。もちろん、喫煙とアルコールは控えたほうが良いと言うまでもありません。そして、もっとも大切なことはストレスを溜めないことです。年齢以外で妊娠する力である妊孕性を低下させる要因は下記の通りです。
- パートナーとの子作りだけの性生活
- 偏った食事バランス
- 肥満や痩せすぎなどの体重異常
- 体に害を齎す(もたらす)喫煙
- 運動不足、または過剰な運動
- 体の冷え
- 妊娠鬱によるストレス
不妊改善につながる生活習慣には腸が鍵だった!?
既に不妊の原因となる因子を取り除くべく、下半身の運動を取り入れてみたり、体の冷え性改善にヨガを取り入れてみたり、就寝時には体を冷やさないためにも、腹巻きやレッグウォーマーを着用するなど対策はしている。だけれども、なかなか妊娠できないといった方もいることでしょう。妊娠は望んだらすぐにできるといった類のものではなく、奇跡のようなものだと医学関係者は伝えます。皆、各々のやり方で不妊の対策をしてはいるけれど、結果には繋がっていない。それならばと、ここで仮説を立ててみましょう。妊娠しやすい体の持ち主は、知らず知らずの内に行っていたかもしれないことがあるのです。
第二の脳とも呼ばれる「腸」と妊娠の関連性
最近の研究では、腸は脳と密接な関係にあることが分かってきています。腸は脳からの司令が無くとも自分で動ける臓器です。なにより、幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」も、90%が腸内で作られているのです。腸は脳の先輩格であり、深く結びついているのです。これは驚きです。便秘や下痢などのストレスも腸に関係しています。妊娠しやすい体の持ち主は、妊活の前から「腸活」を行っていた可能性が高いのです。
妊孕性を高める腸活
- 発酵食品を多く摂り腸内環境を整える
- 便秘予防にもなる水溶性食物繊維をたっぷり摂取する
- 腸内フローラが悪化するアルコールを摂取しない
- カフェイン、喫煙は避ける
今日から妊娠しやすい授かる体のために腸活を始めよう
不妊に悩みながも妊娠を望まれる方は、「腸活」を意識して今日から始めてみてください。便秘、下痢、肌アレ、むくみなどは全て腸が影響しています。ストレスを感じるのも腸がそのように脳に司令を出しているのです。つまり、腸が良くなれば心のストレスも改善するのです。腸活を行えば、あなたは今以上に健康な身体を手に入れることができるのです。それは、妊娠しやすい体になることと同義語なのかもしれません。乳酸菌や食物繊維を積極的に摂取してください。バナナやヨーグルト、お味噌なども良いですね。簡単なことから始めてみましょう。
まとめ
腸活の手っ取り早い方法は、色々な食品を楽しんで食べることです。美味しいものを食べればストレス解消にもなりますし、腸内細菌の多様性を高めることにも繋がります。日本では昔から醤油や味噌、納豆などの発酵食品を好んで摂取してきました。特にお味噌は、腸内細菌を増やすことに多大に貢献してくれるはずです。なぜなら、お味噌の中で生きているからです。なかなか思うような結果が出ない時は、悲しい気持ちになってしまいますよね。でも、ここで終わりではありません。ひとつずつ、今できることを行ってゆきましょう。
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