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葉酸サプリは妊活中の男性にも必要なの?男性不妊症・機能障害の悩みの解決策

男性原因の不妊症。あなたが子供を望んでも夫はプライドからか治療をせずに、その結果諦めてしまってはいませんか? ここでは、男性不妊症を持つ夫の妻であるあなたが、男性不妊の問題を二人で解決し、新しい家族に恵まれる方法をご紹介します。

男性不妊症には先天性と後天性のものがある

男性不妊症・機能障害には、「先天性」と「後天性」のものがあります。先天性の男性不妊症は、遺伝的要因や性機能不全によるものです。勃起不全(ED)や早漏(射精が早期に生じる)、遅漏(射精に時間がかかりすぎる)等があります。

後天性の男性不妊症の原因には生活習慣病が挙げられます。代表的なものは過度なアルコールの飲酒、喫煙、糖尿病、精神的なストレスや病気等の影響です。子供が欲しくともなかなか恵まれない状況になった時、女性は産婦人科で検査を受診します。不妊原因を調べてみると男性側に原因があると伝えられるケースが増えています。

現代の日本では、夫婦6組に1組が不妊に悩んでいると言われています。

厚生労働省子ども・子育て支援推進調査研究事業
我が国における男性不妊に対する
検査・治療に関する調査研究
平成27年度総括・分担研究報告書
ダイジェスト版
http://www.j-andrology.org/news/web2017118.pdf

男性不妊症の原因と妊活への影響

男性不妊症の原因にはどのようなものがあるでしょうか? 大別すると3種類となります。あなたのパートナーがどの状態に当たるのか、まずは病院にて詳しく調べてみることが必要と言えるでしょう。

  • 造精機能障害
  • 無精子症
  • 射精障害・勃起不全

「造精機能障害」は、精子を作る機能が低下している状態を指します。男性不妊の約8割の原因となっています。最近では自宅で手軽にできる検査キットが販売されています。「無精子症」は射精した精子が極端に少ないか、または全く無いかという状態のことです。「射精障害・勃起不全」は勃起不全(ED)です。全国に980万人いるという報告があります。EDの場合にはバイアグラやシアリスなどの治療薬剤もありますので対策が可能です。

男性不妊症の検査・診断

男性不妊治療の検査における精液検査の目安となるのは下記の通りです。基準値を下回る場合には、男性側に不妊の問題があると言えます。不妊の原因は女性にあるという見方が少なくない昨今ですが、検査は夫婦揃って受けるのが妊娠への近道です。

精子の基準値

精液量 1.5ml以上
精子濃度 1500万/ml以上
精子運動率 40%以上
正常形態精子 4%以上

精子の数が少なく動きが悪い全く動かない

乏精子症 精子濃度が低い
精子無力症 精子運動率が低い
精子不動症 精子の運動率が0%の場合
精子奇形症 奇形精子が高い
膿精液症 白血球が多い
無精子症 精液中に精子がいないもの

精子の運動率を高めるために夫婦で今日からできること

病院の検査にて問題が無かった場合には、自主的な対応となります。現在のところ、医学的・科学的に精子の数を増やしたり、運動率を上げる薬や決め手となるエビデンスはありません。だからと言って自主的な対策ができないわけではないのです。自宅や職場で今からすぐにできることには下記が挙げられます。些細なことだとバカにせず、できることから始めてみることが大切です。

精子力を高める

  • 栄養バランスの取れた食事を摂る
  • 心身ともにストレスを貯めない
  • 煙草を辞める
  • アルコールの飲酒を辞める
  • 肥満を解消する
  • きつい下着を避ける
  • 長時間座らないようにする

男性不妊の精子形成に良い影響を与える栄養素

精子形成に良い影響を及ぼす栄養素には、葉酸、ビタミンB12、亜鉛などがあります。オメガ-3脂肪酸(DHA+EPA)も精子形成に効果があると言われています。特に葉酸サプリは妊婦のものだけではありません。男性も女性に変わらず必要としているのです。現在では複数社の健康食品会社からカップルセットが販売されています。定額コースで購入するよりも価格が安く設定されているところが多いですね。精子の問題を抱えるパートナーである、あなたが「ふたりで授かる体をつくる」を合言葉に、一緒に飲む葉酸サプリを選ばれてみてはいかがでしょうか。

ふたりで授かる体をつくる

40代の高齢出産に伴う染色体異常(ダウン症)リスクにおける葉酸サプリ

まとめ

女性だけではなく、男性も十分な量の葉酸を摂取することで、健康な精子を増やすことができると言われています。特にパートナー同士が高齢であった場合、葉酸サプリは高い効果を発揮します。妊活だけではなく、葉酸サプリには貧血や動脈硬化の予防に繋げることもできるので、意識的に摂ることを推薦いたします。

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